最近牛肉の値段が上がっているといいますね。
日本はアメリカ牛の輸入に関しては関税が低くなり安くなる可能性がありますが、それ以外に上がる要因があるようです。
◆輸入肉は輸入コストの上昇
◆環境問題の配慮からの上昇
環境問題とは牛から出るゲップのメタンガスが環境破壊とか、牛が食べる牧草などの餌の量を考えるとか。
和牛はブランド化しているので値段は上がると思いますが、下がる要因もありそうです。
統計資料から「肉用牛総飼養戸数・頭数」を見ると
平成6年に飼養戸数が184,400戸ありました。これは昭和42年に1,066,000戸あったのを比べるとかなり減りましたね。高齢化などの問題もあるのでしょうか。
平成6年から飼養戸数は急激に減り続け、令和3年には42,100戸まで減りました。
しかし、平成6年は牛の頭数がピークの2,971,000頭になりました。
最近10年は宮崎県の口蹄疫の影響により少し減少していますが、2,500,000前後を保っています。
飼養戸ひとつの牧場に牛の量が5倍近く増えています。
牧場が大規模化しているということですね。
大規模経営の農場でシステム化が徹底されると単価が多少下がる要因もあります。
さらにブランド化を進めて高級化していく可能性もありますね。
ぶっちゃけ「肥育」する牧場は、繁殖研究で交配されたブランド子牛を買ってきて育てて売るので牧場経営者は牛の価格変動の恩恵を授かることは難しいですね。
話が違う方向へ行ってしまいましたので最後に最近の牛肉の価格を比較します。
サーロイン100gで比較
◆銘柄和牛 2000円〜5000円前後
◆国内産黒毛和牛 980円前後
◆国産牛 700円前後
◆アンガス プライムビーフ 500円前後
◆OGビーフ 400円前後
◆韓牛 1800円〜2500円前後
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