ヴィーガン中田さん「日本人はもともと菜食主義だったでしょ?」
それほんとなの?
と思って調べてみました。
この動画の3:40あたりから
オリエンタルラジオのヴィーガンの中田さんが
「日本人が昔食べていた一汁一菜が身体に良い」「牛丼とかって明治維新以降」
だから日本人には肉が合わないとか言ってました。
この動画の8:30あたりから
魏志倭人伝では日本人は家畜を持たずに冬でも生野菜を食べていたという解説。
魏志倭人伝には「魚や貝を採って食べている」という部分は紹介されていない。
なぜかと言うとヴィーガンの中田さんは日本人イコール菜食主義に繋げたいからね。
西暦675年に天武天皇が牛、馬、犬、猿、鶏の肉は食べちゃダメと禁止したのは事実。
これによって日本人は肉を食べなくなったのか?
ここには狩猟する猪や鹿、含まれておらず、食べていた。
それは旧石器時代から食べられていた。
200万年前から日本人は肉を食べていたと言うこと。
ヴィーガンの中田さんが認めたくない部分かもしれないけどね。
西暦737年に聖武天皇が発令した内容は「聖武天皇、毎月六斎日(月に6日の精進日)の殺生を禁じる。(『続日本紀』)」
これらは仏教の影響というよりも農耕の豊作祈願という意味合いが強かったとされています。
ヴィーガンの中田さんは「天皇が禁止令を出しました。だから日本人は明治維新まで肉を食べませんでした。だから動画のタイトルは日本人は元々ベジタリアンだった」と言っているが、これは嘘であることが明らかですね。
まず菜食主義という表現が合わない。
菜食主義とは「主として植物性の食品を摂取し,肉食をせずに生きてゆこうとする考え方」
日本人は鯨、魚、貝類を昔から食べています。
菜食主義って魚食べてもいいんだっけ?鯨って哺乳類じゃなかったっけ?
戦国時代に兵は干し肉を食べていた。
理由は戦いには動物性タンパク質を摂取すれば強くなるから。
日本人は菜食主義やベジタリアンなどのあえて肉を食べずに意識して野菜を食べるようにしていたわけではなく、表面上獣肉は禁止されていたから、おおっぴらには言ってないけど、基本的に肉は好きで、食べたいから食べていたと言うことになりますね。